痛感!海外でのロングライドの装備は、原始的になる
2013年07月19日
しんちゃお。
ベトナムでロングライドへ行く事を先週の記事にて予告し、いよいよその準備に取りかかりました。
なぜか準備してるときって、何気に楽しかったりしますね。
遠足のおやつを選んでる感覚かな?
どんな冒険があって、どんなハプニングがあって、どんな見た事ない景色が見えるのかな。
さて、僕はロングライドをするときに必要な装備を、”日本でするとき”として書きました(記事はこちら)。
そう違わないだろう、ということで自分が書いた記事をメモ代わりに、ホーチミン最大級のホームセンターへ行ってきました!
▼じゃじゃん!これぞベトナム・ホーチミンが誇るホームセンター「METRO」
想像以上にでかかった・・・
IKEAに似てへん?色のせいかもしれんけど、店の中の倉庫みたいな雰囲気もそのまんまそっくりでした。
さて、その広いホームセンター!
胸は踊るばかり、どんなものが調達できるんだろう・・・
自転車コーナー♪自転車コーナー♪
・・・んはっ!こ、これはまさか!!
ない!
僕たち夢の国のパラダイス、自転車コーナーがないよ!
そんなんでこの店儲かっていけるんか!
ふ、ふざけんな!
店長、店長を呼びなさい!
と、言うわけはなく。。
探し当てたのは、バイク&工具コーナー。
▼工具がたくさん!それはいいけど店員さん、段ボールと買い物カゴ放置しないで
このMETROを2時間歩き続け、ひたすら役に立ちそうなものを探しまくりましたが、結局ほとんどこのバイク&工具コーナーに収集されてました。
最新式のロードバイク装備を取り揃えられる日本ほどは充実していないものの、最低限のものはこことホーチミン自転車街で揃うでしょう。
さあ、それではMETROでゲットした僕の旅の仲間を紹介します。
意外性No.1の必需品『針金』
自転車屋じゃなくてホームセンターに行きたかった一番の理由がこれ、針金。
なぜロングライドに必要なのか?
それは、僕が大阪〜東京にロングライドした時、ロックキーを深い溝に落としてしまったときのエピソードに由来します。
本当はスポークが折れた時のための緊急用として持参したものが、そのロックキーを拾い上げるために使われた。
いわば、針金は「万能薬」なわけです。
(どうやって針金を使ったのか、その詳しいエピソードはこちらからどうぞ)
当然中の当然、誰もが持ってく必需品『ラジオペンチ』
もう言うまでもないですね、これこそあらゆるシーンで大活躍してくれるラジオペンチ。
針金を切るためにも必要ですし、時にはテコとしても役に立つ。
必需品間違い無しですね。
パンク修理の度に手を洗うの?いえ、そんなときこそ『軍手』
大阪〜東京ロングライドのときは持ってなくて、どれほどオイルで手を染めたか。
後輪タイヤがパンクする度にチェーン触るから手が汚れては洗うわけですが、貴重な飲料水をたかが手を洗うのになんか使えるわけがない。
名前知ってた?『インシュロック』
写真上側、箱のすぐ手前にあるものです(下記amazonへのリンク参照)。またの名を「タイロック」というようです。今回これはテスト的に購入してみました。何かをまとめたり、自転車のフレームにくくり付けたりするときに役立ちそう。実はこれにもエピソードがあって、びわ湖一周ロングライド2013の本番前夜、サイクルメーターを取り付けるのにミスって付き添いのA.Matsumoto氏からもらったのがこのインシュロック。持ってたA.Matsumoto氏、強者w
これはベトナムだけで必要か?『マスク』
街中を走るときは、排気ガスで充満するホーチミン市内。バイク乗ってる人はみんな布製のマスクを付けてます。写真では一番上にある箱がそうです。
目の疲れ防止は事故防止『サングラス』
ま、これは必需品じゃないけど、つけるとカッコイイしねw
以上6点!
どうでしょう?買った後に気付きましたが、ほとんど原始的なものやんね。
全然、モダンで最新のものなんてない。
これでできてしまうんです、ロングライドなんて。
海外だから、新興国だから、そんなこと関係ない。
どこでも手に入るもので出来るんです。
もちろん、持って行くものはこれだけではないので、また後日、全装備品をご紹介しますが、基本はそんな難しい物なんて持って行きません。
とかいいながら、とっておきのモダンなもの、ありますけどねw
それは旅をさらに楽しむために必要なものとして。
まとめです!
最新式パーツや機器を用いて走ることも、ものすごく楽しいですが、海外、特に新興国ならではの楽しみがあります。
それはきっと、
サバイバル感。
知恵と戦略を楽しむ。
近く、ピストライダーKは、ベトナムをロングライドします。