自転車長距離の旅「大阪-東京ロングライド」-概要編
2012年12月31日
2011年8月の猛暑の中、大阪から東京への長距離を自転車で走りました。
とにかく暑くてかなりのきつい思いをしましたが、その過酷な中で感じられる達成感や人々の優しさ、そして神懸かった出来事をご紹介できればと、ここへ記録します。
きっかけは「低予算&在職中にはできないことをする!」
3年半勤めたIT関連の会社を辞めました。
8月の初旬に全業務の引き継ぎが終わり、次の仕事が始まるまでの約1ヶ月の休みを手に入れました。
せっかくの長期休暇だし、でも海外旅行するほどのお金はない。
するならお金のかかならない&ちょっと特別な仕事しながらではできないことがしたい。
それなら、四国巡礼お遍路の旅か、日本中を野宿しながら回りたい。
どうやらお遍路するには、大人の男性が普通に歩くと40日間かかるそう。
それなら、最近買ったピストバイクで大阪から東京までロードバイクしたい、と思い立ったんです。
ルート・通過ポイント
基本、行き当たりばったりで、この日にここまで行く、なんてのは決めませんでした。
時間帯と寝泊まりできそうなポイントが見えてくるのは毎回夕方4時くらい。
ただし、箱根を越えて小田原に着いたらそのまま東へ向かうのが定石ですが、南下して熱海ー大島ー東京のルートを選択。
伊豆大島に住む友達のところへ寄ってから東京本土の姉の家に行くことにしました。
パワースポットを巡る
出発する前に自分のパワースポットがどこなのか、調べてもらいました。
鳥取の出雲大社は大阪よりさらに西だったので無理でしたが、他は全て大阪ー東京間だったので、今回のロングライドのコースに下記3ポイントを入れました。
大神神社(奈良県) | 伊勢神宮(三重県) | 箱根(九頭龍)神社(神奈川県) |
宿泊
基本、ホテルには絶対に泊まりません。
野生的なことをしてこそ、本物の旅だと思うのでw
てことで、僕は野宿か銭湯かキャンプ場で寝泊まりしました。
特にスーパー銭湯はまじで心も身体も癒された・・・夕方4時くらいになると、タイミングよくスーパー銭湯があるくらい大きな街で一日を終えるようにペース配分を考えました。
食事
季節は夏。
体力の消耗も激しく、ご飯より水分補給が大切。
15分に1度は500mlボトル買ってたんじゃないかってくらい。
だから、コンビニではなくスーパーで涼みながら氷と水を購入し、余った氷を次の自動販売機で水を買って入れて溶かして・・・というように、体温の冷却をすっごく気を使いました。
非常食としてカロリーメイトを常備していて、これは食べないまま持ってたことがほとんどでしたが、安心を与えてくれました。
あとは「起こること」を楽しむ
正直、計画通りになんていきません。
トラブルばっかりです。
でも、このトラブルを楽しむのが旅の醍醐味。
後になってみると、このトラブルがまた奇跡を生んだり楽しい思い出だと感じますw
詳しくは、それぞれの旅日記をご覧ください!