冬のロードバイク・ピストバイク通勤が帰宅時間を早める？

2013年01月16日

自転車で会社に通勤する人が増えていると聞くことが多くなりました。はてなブックマークで知られる株式会社はてなでは、経費削減と社員の健康増進をねらって自転車通勤に月２万円の手当を支給するという。これはかなりまれなケースですが、特別手当がなくても、忙しい毎日で時間を割けない中でも運動不足を解消できたり、交通費が浮く（会社には内緒ですけどねｗ）というメリットがあります。とはいえ、この冬の時期に自転車なんて寒くて無理だよ！って方も多いはず。大阪市内を30分～40分ほどかけて毎朝走る僕ですが、やっぱり夏に比べ真冬の今は自転車で走る人とすれ違うことが少ないという印象。そこで今日は、そんな冬でも自転車通勤するメリットとその対策・秘訣をご紹介します。

真冬でも自転車通勤をするメリット

「早く帰れる」－始業した瞬間から”仕事モード”でスタートダッシュ

寒い中走る、とはいえ、寒いと感じるのは家を出て走り出す瞬間だけ。10分走っても寒いもんは寒いんだよ！っていう人は、ママチャリで通っている人だと思います。ロードバイクやピストはママチャリと違って運動量が多いため、5分も走れば全く気にならなくなります。気付けば軽く息切れしてるので、いつも僕は少し暑くなって後半は脱ぎたくなるくらいです。そんな軽く運動をした後は、完全に目が覚めているのでコーヒーがなくても午前をしのいでしまっています（昼ごはんを食べた後は関係なく眠くなる僕ですがｗ）。電車通勤時代は、眠くて9.9割寝ながら通勤してたので、始業後30分は半分寝てるのが常でした。朝はゴールデンタイム。早く帰るために最も脳の働くメカニズムを作るためにも、自転車通勤で頭をシャキッとすると、仕事もはかどりますよ！

「じんましんが消えた」－冷たい風が心をスッキリさせる

仕事仕事で毎日気付けば机の前・・・何て思う人は、少なくないはずです（少なくあってほしいですが）。そんな生活の中で溜まったストレスを、ただ自転車で行き帰り走るだけで、これが意外と発散させてくれるんです。いい天気の中走ると、気にしていたことも気にしなくなる。僕はおかげさまでストレスによるじんましんが消えました（写真載せたいですがやめときますｗ）。自転車通勤だけがじんましんが消えた、とは言いませんが、少なくともストレスの軽減になったのは事実。冬の寒い中だと、ゴジャゴジャ悩むこともスカッとして、帰宅するときにはすでに「飯何食べよっかな？」になってたりしますｗ

さ、メリットはご理解いただけましたか？はい、でも上に書いたメリットを感じるためには、その前提となる対策があるんですね。

冬でも走れるための防寒対策

いくら走ってると温まるといえど、やっぱり防寒対策がしっかりしていないと外に出た瞬間の寒さが嫌だ、ですよねｗそりゃそうです。だからこそ、防寒対策が大切なんです。

上半身

まず大切なのはアウター。風を通さないウインドブレーカーを着ましょう。その下にジャージ、長袖シャツ、そしてTシャツ。最近ではやっぱりユニクロのヒートテックですよね。Tシャツと長袖シャツをヒートテックにしてしまえば、家の外に出た瞬間でも大丈夫です！ただし、ここでどうしてもオススメしたいのはアンダーアーマーという、プロスポーツアスリートが肌の上に着るインナーです。これは、汗の吸収性に優れ、その上蒸発力もすごい。体の肌の上でこもりがちな汗を吸い取るため、会社に到着して出る臭いも防止します。

本格的に自転車で走っている人は当然のように知っているかも分かりませんが、アンダーアーマーはまだ自転車用品としての展開をしていません。だから、自転車ショップに置いていないのだと思いますが、近年、すぐにアンダーアーマーが自転車業界に進出してくることでしょう。

下半身

難しいのが下半身。自転車通勤してて困るのがスーツパンツが擦り切れてしまうことですね。僕がいつも着ているのはカジュアルスーツとして着用しているチノパン。もちろん、サイクルウェアのパンツを着ても問題ないのですが、ここまでしてしまうと会社に着いたときもちょっと恥ずかしいｗチノパンでなくても、近くに寄らない限りスーツじゃないってことがばれない黒のデニムもあります。この下にヒートテックのパッチ。これで下半身は万全です。

手、首、耳、頭

後はネックウォーマー、手袋が必須です。お好みで耳あてやニット帽があれば万全ですね。ガッチリサイクルウェアを着ていけるような会社じゃねぇ！って方は、上下をスーツのように”カモフラージュ”できる素材や色を選び、手と首を目立たない黒やグレーで揃えれば恥ずかしくなんてありません。僕はガッチリサイクルウェアで堂々と出社してますｗ