大阪~東京を自転車でロングライド! 7つの注意ポイント

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ただ楽しいことだけが起こるのではない!
走行前と走行中の注意するポイントを抑えて楽しい旅にー

サイクリストにとって一度は横断してみたいと思う大阪〜東京間約600km。よし、行くぞ!って気合いで出発するのもいいのですが、準備不足は後に大きな苦労、最悪の場合は途中で断念に繋がりかねません。

ロングライドを成功に導くのは、主に下記3つに分かれます。

  1. 装備を充実 – 危険に対する準備
  2. 慎重なルート選択
  3. より快適により楽しく進む心得

僕が経験した大阪から東京へロードバイクでロングライドから、当記事では注意すべきポイントを紹介します。

▼合わせて読んでほしい記事

走行前に確認するべき注意ポイント

予算計画をしっかり立てること

宿泊施設やフェリー等の交通料金などをおおよそで計算し、全日程でどのくらい予算が必要なのかを考えましょう。
詳しくはこちらから

自分で修理できますか?パンク&と切れたチェーン

前に進めなくなる要因は、ほとんどがこのパンクとチェーンによるトラブル。僕が大阪から東京へロングライドした時は5回以上パンクしました。一番最初にパンクしたのは愛知県の渥美半島で、周りに人気のない田舎。幸い携帯電話が繋がったので、知ってる人に電話で聞きながら2時間かけて直したけど・・・もし電波が繋がっていなかったらどうなっていたことか。
▼三重県渥美半島のこの辺りで初めてパンク。周りに何もなくて自力で何とかするしかない。

大きな地図で見る

また、万が一切れてしまった場合、直せますか?修理したことない場合、絶対に自力で直すなんて無理でしょう。必ずできるようになっておいてください。

パンク修理とチェーン修理両方できる神器のツール「マルチツールセット」は自分で修理するために必ず持っておきたい物です。
マルチツールセットについてはこちらから

充電 -全機器をフルチャージ状態にしておく

万が一の際に緊急電話ができるようにしておくこと。怪我や体調が悪くなったりと、いつ何が起こるか分かりません。遭難時に携帯電話の電池がない・・・ではどうしようもありません。また、常にGPSを稼働させたまま走ると、絶対に1日も電池はもちません。僕は昔、必需品として乾電池で充電するタイプの充電器を乾電池10個とセットで常備していましたが、超絶重かった。。乾電池もそうう安くないため、途中のマクドナルドへ立ち寄ってコンセントを拝借させてもらってました。

そこでパワープッシュしたい充電器が大容量モバイルバッテリー「cheero」(チーロ)です!
▼cheeroでロングライド中にiPhoneとGoProを充電中
ロングライド中にcheeroで充電中

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走行中に考慮すべきこと

朝一番で走り始める

朝一番が一番気持ちいい
夏は昼が暑いからということもそうですが、夜間走行はできれば避けたい。車道の左端を走るため、車と接触しそうになるのはやはり夜。それでも宿がまだ先とか、もう少し距離を稼ぎたいなど避けられない状況は必ずあるので、絶対ライトを前後つける事。そのためには夜明けから走り、夕暮れとともに終わる。これがまた朝一に走ると結構気持ちいいんですよ!!生き物の原点に戻れます。

速く走ることより、走り続けること

これは走って分かったのですが、スピードを速くする意味は、全く意味がありません。大事なのは、ゆっくりでも走り続けること。速く走って休憩が多くなったり怪我したり、体力消耗して止まるより、少しずつ進み続ける方が結果的に長い距離を走っています。
万が一どこか痛いところが出てきたときは、気付いた軽傷のうちに処置をすること。ロングライドを途中でやめて帰るなんてことはしたくありません。しっかり自分の体と向き合うようにしてください。

コンビニ・スーパーの所在

食料・水分を補給できない田舎や山間地帯が続き、コンビニやスーパーが全くないところが続くことはしばしばあります。国道1号線沿いに進んでいても必ずそういったところを通ることとなります。知らず知らずルートをはずれることもあり、元のルートに戻るか、それともこのまま合流を見込んで進んでいくかで判断がゆだねられますが、大切なのは、水と非常食は常備すること。そして、その先補給できない道が続くのかどうかは田舎になってきたなと感じたときに必ずGPSでチェックすることです。

▼渥美半島にて「サンクス」で検索。Googleマップに反応してないコンビニがあるにしろ、実際走ってみても明らかにコンビニの数が少なかった。。
iPhoneでこの一帯で一番多い「サンクス」を検索。下側の道にはほとんどない

進むことより楽しむこと

目標も大切ですが、道中で目に映るもの、聞こえるものに神経研ぎ澄まして感じることが大切です。何のためにって、目的地に到着することではなく、そこで何を感じるか。時には立ち止まって景色を楽しみましょう。
僕は、ちょうど夏の時期に富士山の麓で見られる「ダイアモンド富士」を見たくて、自転車を置いてレンタカーしました。車内泊し、夜明けを待った結果出会えた景色が下記写真。たくさんの写真家と居合わせたくらい、貴重な一枚。寸前まで霧とくもりで見えなかった朝日が、顔を出してくれた奇跡のショットです。
▼日の出が富士山の頂きにちょうど重なる「ダイアモンド富士」。不思議なエネルギーに満ちあふれてくるのを感じながら、物思いにふけました。
ダイアモンド富士

以上、注意する事は徐々に走るうちに研ぎすまされていくものですが、経験者として上記内容に注意し、出発前に備えておくと安心です。

このブログでは、大阪から東京まで自転車でロングライドした時の旅日記を公開しております。僕は自転車に変速ギアがないピストバイクでロングライドしました。これはかなりハードな条件で、旅先で結構驚かれましたw どんなことが起き、どんな経験をしてきたのか、ご覧になっていただければと思います。

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