ピストのフレームの小さなサビを部分塗装
2013年03月12日
びわ湖一周ロングライド2013に向けて、フレームにできた小さな錆を何とかしよう!
そう思い、立ち上がったピストライダーK。
何気に大阪から東京へのロングライドをした2011’夏から全くお手入れを怠っていたゆえ、
フレームの至る箇所にて塗装が剥がれ、何とも悲しい錆の斑点が。。
こんなことではピストライダーKなんて名乗るのも気が早ぇぞ!
なんてお厳しいお声が飛び交う・・・かも?
いや、純粋に、かっこいいピストに乗りたい、それだけです、はい。
さて、早速ですが、工程をご紹介します。
ほっとんど画像の展開です。
準備物
下記は使う工程順に記載しております。
ブルーシートはお好みで使用するか否かご選択ください。
単純に、お住まいのベランダや庭、床などに塗装が付着しないように考慮したまでです。
ピストライダーKは普通の賃貸マンションなので、ブルーシートでベランダを覆います。
クリーナー | 塗る前にまず汚れを落とす事。 |
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パテ | 車塗装用のバンパーパテ。いわゆる下地処理です。色はご愛用の自転車のフレームに合わせてください。白系なのに、黒のパテとか完全にミスチョイスですよw |
サンドペーパー | 塗ったくったままのパテでは、でこぼこというか、フレームより浮き出てます。これを平らにするのがサンドペーパー、いわゆるヤスリです。 |
ビニルテープ | 塗装したくないロゴなどを覆い隠し、はみ出しても大丈夫にします。 |
プラサフ | 下地処理したパテと塗装剤をうまくなじませます。 |
塗装材 | 最終的な上っ面の色となります。パテと同色が望ましいですが、全て網羅して存在する訳ではないので、黒か白か、グレーかでいいでしょう。 |
コンパウンド | 塗装剤上に塗る仕上げのつやだしです。 |
スポンジ | 最終的に、スリスリしてキレイに仕上げるために使います |
下準備
まず最初の工程になります。
塗装がベランダなどに付着する可能性大なので、賃貸マンションの方などは特に、ブルーシートにて周りを保護してください。
クリーナーで汚れを落とす
まずはクリーナーにて付着している汚れをキレイに落とします。
下の写真は、お世話になっているロードバイク・ピスト専門店の整備士さんからおすすめいただいた代物で、monotaROのブレーキ&パーツクリーナー2000。
シリーズ物で色々削ぎ落とすレベルがあるようですが、塗装まで剥げてしまうので下記商品がちょうどいいとのこと。
下地処理
下地処理に入ります。
使うのは車の塗装でも使うバンパーパテ。
ホームセンターで購入、約¥1,000。
フレームは剥がれて初めて知るのですが、塗装面が結構思っていた以上に分厚い。
錆面は直接フレームの素材部分にできるもので、塗装面と素材面に結構な段差が生じています。
これを埋めるのがパテ。
パテは2つのチューブを混ぜ合わせて、付属品のコテで錆面を塗ったくります。
塗った状態が下記。
もうこの状態で僕は正直、十分なんじゃないかってくらい錆面が目立たなくなりました。
ただ、これではコーティングされてない状態なので、すぐに剥げてしまうでしょう。
塗ったすぐは乾いていないので、数時間放置します。
僕はその間に、ブログリニューアルしてましたw
さて、数時間後に、サンドペーパーにて凸凹したパテ面をフレーム面と同じ平面にします。
買ってきたサンドペーパーは下記。
やはりこういったときも、車の塗装の際につかうサンドペーパーが一番質がいい。
サンドペーパーで、しゅりしゅりーーーー!っと愛情こめてこすってあげてください。
愛情、絶対忘れたらだめですよ。
下地処理はこれにて終了。
塗装
いよいよ白の塗装剤を吹きかけるわけですが、いきなりフレームに吹きかけると、塗りたくないところまで塗装されてしまいます。
なので、MASIのロゴ部分にビニルテープを貼ります。
ビニルテープ貼ったし、よっしゃーーー吹きかけるぞ!となるかもしれませんが、ここでひと手間、プラサフを吹きかけます。
プラサフは下地と塗装剤をしっかりなじませる効果があります。
もうほんと、この状態で十分なんちゃうかってくらいやんw
塗装
乾いたら、やっと塗装です!
プラサフと同じ要領で吹きかけるだけ。
難しいことと言えば、プラサフのスプレー缶とまったく同じ外観だから、見間違っちゃうかもしれない!ってくらいw
イエス!!
スーパーきれいやん!!!
これであとは乾いた後、コンパウンドを塗ってスポンジできゅっきゅしてあげるだけ。
大切な事は、愛情注ぐ事です。
だいぶ時間がかかるように見えますが、錆部分は各工程を全ての錆に行えば早いですよね。
愛車のお手入れは、手をかければかけるほど愛情が湧くものです。
春も来て暖かい時期!
どうぞ、愛車をキレイにしてあげてください。